W杯の感想



負けたのはとても残念だけど、その悲しみや辛さは選手が一番感じているんだから
その選手のことを、「誰が悪い」とか「あいつのせいだ」とか、外野がどうこう言うことはいらないと思う。
僕のようなにわかファンにとってみれば
日本の活躍ももちろん楽しかったし、
世界の最高レベルの試合を見ることができたのは嬉しかった。
こういうのを見ると、身近な試合は逆にレベルが違いすぎるけれど
そこから少しずつステップアップして煮詰まった人たちの世界だし,
広いすそ野はとても大切。
そういうところからしっかり応援できるようになると「にわか」という言葉が外れるんだろうね。
チームのことを考えると、
今回のチームでの行動は、PKが終わった瞬間に消滅する。
それぞれすぐに自分の所属しているチームの事情で動くことになるだろうし
もしかしたら敗戦した翌日にチームを離れた人もいるのかもしれない。
一つになって一つの目標をもって、心底団結していただろうに
一瞬でその団結は開放されてしまい、全く同じメンバーはもうきっと二度と集まらない。
そういう、儚いということが分かっているからこそ、余計に気持ちがこもって、喜び悲しむんだろうね。
一瞬ですべては過去になって、あとは遠くを懐かしむことしかできない。
それ自体はW杯だけが特別ではなく、自分の日常も同じ。
明日が今日の続きではない。
だからこそ、無駄にできる一日はない、と思わないといけない。
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