吉野の桜と、大大仏行 その三



最終日。
姪っ子は機能の夜に一緒に焼き肉を食べてから自宅に戻った。
僕は起きてから、JR奈良駅近くのホテルを出て近鉄奈良へ。 荷物をロッカーに預けて身軽になって。
西ノ京まで行って、そのまま薬師寺。 境内に回る前にまずはお写経道場に。
なんとなくどんな世界なんだろうか?という興味で始めた写経も、7回目くらい? 般若心経を写すんだけど、墨を擦って心を落ちつけて、一文字一文字書いて…ざっくり1時間半かかる。 なんというのかな、せっかく奈良まで来て1時間半もここにいて良いのか?もっと他に行くとこやることはないのか?と思いつつ、これはこれと思ってなんだかんだ回数を重ねてきた。 納めたものを「巻」と数えるらしく、12巻納めると、写経帖が一つ完了になる。 なんとなく、そこまで行こうかな…

納めた後に薬師に会いに行く。 そういえば。 前来た時は東塔は修復する時だったと思う。 何年かかけて修復すると聞いて、いつになったら見れるんだろうか?とずっと遠い未来のことと思っていたけど、もうできている。 西塔は新しく作られたもので朱色、東塔は建物を立て直したので褪せた色。 どっちも良いな。
東塔。

西塔、金堂、東塔。

ここをみた時点でもう果ててた。 でもさ、ここと唐招提寺ってなんとなくセットなんだよね。 歩いてすぐだし。
せっかくなので唐招提寺で〆ることにした。
金堂。 千手、盧舎那仏、薬師の巨大三仏。 ここの千手は本当に手が千あり、盧舎那は千体の化仏を従えていたらしい。 千って結構な数だよね。。。


その後近鉄奈良から京都。 お土産を京都駅で買い、15時半くらいの新幹線で帰京した。
姪っ子とこういった旅行も初めてだったから、彼女が楽しめたのか不安。
吉野の桜を楽しみたかったんだけど、今年は早い桜だったので見れなかった。 それはちょっと残念。
御朱印はたくさんいただけた。 いつも思う、文字っていいなって。
仏像も結構大きいのを中心に楽しんだ。 触れなかったけど興福寺の国宝館、東金堂であいかわらずの仏軍団に感動した。 天燈、龍燈は相変わらず見惚れてしまう。 何より蔵王権現は感動する。
奈良に通い始めてからどれくらいになるんだろ?
なかなか行けないし、旅行で行くからなんだろうけど、いいとこだと思う。
早ければ秋にまた来るかも。
おまけ。 ほかの、景色とか。
初日。 二月堂からの景色

初日。 特別ご開帳。

二日目。 岡寺。 仁王門。

二日目。 長谷寺。 本堂から大黒堂へと向かうところ。

二日目。 長谷寺。 この木が何の木なのか知りたくなっている。


二日目。 長谷寺。 大黒堂から大講堂に向かう道。 日陰になっていて、桜が残ってた。

二日目。 長谷寺。 大講堂の入り口から。 正面の紅葉が。 影と光、建物の落ち着いた色と自然の鮮やかなコントラストにやられた。

二日目。 長谷寺、登廊を下る景色。

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