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三山

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出羽三山。
湯殿山、月山、羽黒山。
巡るツアーがあり、参加。
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実は、場所なども詳しくは知らない。ただ、「出羽三山」という言葉と、大学2年の時に先輩二人と春スキーキャンプに行った月山が含まれていたことから、ちょっと行ってみようかな、と思い。

今回はツアーで効率的に廻る。東京から新幹線で郡山。後はバスに乗っかってお任せ。
のんびり寝てるとあっという間に湯殿山に到着。
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湯殿山。湯殿山神社がある。ガイドからの受け売りだけど、ここはとても珍しい、「ご神体を直接見ることができる神社」だ。普通、神社に行くとご神体は本殿の奥にいて、その前に鏡が置かれ、我々はそれを見て、拝む。ここは、大きな岩がご神体で、それを直接見て手を合わせることができるそうだ。
大きな駐車場でツアーバスを降りてシャトルに乗り換え、大鳥居から中へ入ると5分程度で到着。
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ここからはもう神域なので撮影は禁止。
5分程度も歩かないうちに、小さな小屋がある。そこで靴を脱ぎ裸足になり、お清めを受ける。この小屋の先が本殿、という設定。だから今から本殿の中に入るわけで、裸足当たり前、お清め当たり前。
この日は雨交じりの天気で足元が濡れている。冷たい。 そんな中をちょっと歩くと、すぐにご神体に会えた。

大きなこんもりとした赤い岩から温泉が流れ湧いている。おぉ、すごい。本当に岩から温泉がでている。
岩の表面を薄く流れ落ちる程度の勢いだけれど、しっかりと流れている。こんな岩って見たこと無いな。岩の隙間からではなく、岩からでている所が凄い。
お参りをして、さらにその裏手へと廻ることができる。ご神体から流れた温泉が足元にも流れ、さっきまで冷たかった足先を暖めてくれる。そのまま進み、拝む。終わって戻るときに、ご神体をやや上のほうから見てみると。。。あれ?
ご神体の天辺のところに、マンホールのふたのような丸い鉄板が置かれている。 ここにゴミとか詰まったりしないように、との配慮なんだろうな。 ただ、それがあるために一気に人工物のように見えてしまった・・・勿論、1000年以上も前から奉られていた場所であるので人が作ったものではない。人が少しだけ手を加えただけなので、その価値に変わりは無い。

実際にあることころはほんの少しで、天候はよくなかったとはいえ、快適に参拝できた。



月山。
ここの予定は駐車場まで行き、そこからお宮を通って散歩してくる、という1時間かからない程度のお散歩コースだ。
だが。しかし。
バスのすれ違いもできないような狭い山道を上り詰めた、標高1380mの駐車場についた頃には辺り一面深い霧。
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なんも見えない。でも雨も降ってないし、とりあえずお参りと思い、木道を歩きだす。なんも見えない。
5分ほど歩くと少し雨粒があたり始める。そういえば、背中から吹きつけている風の温度がさっきから少し下がってる。
・・・むりかな?
と思い、引き返すことに。
ツアーバスの同乗の人たちが後から来ているが、大丈夫なのかな?引き返してわかったが、雨粒の勢いが凄い。顔に当たる雨粒は、雹でもはらんでいるんじゃないかというくらいに鋭く痛い。5分程度の帰り道がずいぶんと長く感じる。こんなに歩いてたかな、俺?
駐車場脇の無料休憩所で暖をとる。風、雨から解放されて少し落ち着く。他の人たちはまだ歩いてるのかな?大丈夫なのかな?ちょっと気に留めながら、まずは自分の濡れた衣類が少しでも乾かないかな、と椅子に干したり。150円で飲んだ甘酒がなによりも美味しく感じた。
結局、この月山の思い出は霧と雨と甘酒。甘酒、旨かったなぁ♪


最後に向かうのは出羽山神社。
ガイドの説明によると、湯殿山、月山はさすがに冬は雪が多くてお参りできない。そのため、標高の低いこの羽黒山に、三社の社を並べ、冬でも三山のお参りができるようにしているらしい。
それが、最初の写真の画像。三つの山で一つの神社。
俗っぽく言うとよく考えてるよね。だって、冬に上れない山はその間中、お賽銭は少しもはいらないことになる。

ここには一つ、名物というか、ある。
2,446段の石階段。 そこをトコトコと上って山頂の本殿へ向かう。2,000段の階段は「トコトコ」なんてもんじゃない、と思っていたけど、実際に上ると結構あっという間だった。

仁王門をくぐって山に入るといきなり下り。ずっとのぼりをイメージしていたから、最初にちょっと肩透かしを喰らった感じ。
下るとそこには滝がある。この滝、勿論昔の話だけど人工の滝だそうだ。農業用の用水をかねていて、農期には引水のために水量が減るなどもあるようだ・
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手前の川では入山のために身を清める、なども行われるらしい。

少し歩くと五重塔。
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自分の持っている印象では、室生寺に似ている。
東寺や醍醐寺のようにひらけたところにではなく、林の中、木立の中にそびえているからかな、そう感じたのは。建物の印象も、薬師寺みたいに力強いものというより少したおやかな感じ。素敵な塔だった。

そこからまたトコトコと歩く。今回は先達までいる。
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時々後ろのほうから法螺貝の音が聞こえる。なんか、それっぽい♪

この石段を短く感じたのにはもう一つ理由がある。石段のいくつかに、当時の石工が彫ったらしい【隠れキャラ】的なものがある。
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わかるかな?多分、天狗。他に杯、ひょうたんなど全部で33個程度あるそうだ。そのうち18くらいを見つけると願いが叶うらしい。今回は先達がいろいろと教えてくれて結構見れたけど・・・幾つ見たんだろ?
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地図の、左端のルートを通って無事神社へ。本殿で正式参拝してきました。

ここが終わるとあとは帰るだけ。この辺もバスツアーは楽なのは、バスの中で寝てればいいってこと。普段の旅行だと、電車とかバスとかいろんな交通手段乗り継ぐし、まぁそれが楽しみではあるけど、当たり前に起きているし、座れたり座れなかったりする。楽しいけど、それなりに疲れる。バスは寝ているだけ。楽だ♪

バスは福島の駅で下ろされ、そこから新幹線で東京へと戻った。

こういうツアーはあまり行ったこと無いけど、これはこれでありかな。特に、「東北」とか自分にとって未開の地ではどこに行くべきかもよくわからない。また、広い場所にスポットが点在しているわけだから、移動が必須となり、それもそれなりに長い移動になる。しんどい。ツアーはそこのところが有利だ。
京都とか、自分の行きたいところが明確だったりスポットが密になっている場所であれば今までどおりの旅行でいいけれど、新しい旅行の仕方を一つ、学んだ。

もう一つ。
東北の文化って、ほとんど知らない。山岳信仰って、ほんのさわりのさわりしか知らない。
そんな中で今回の経験は、新しく、ちょっと面白いものだった♪


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凍天。 しみてん、と読む。
ヨモギモチに衣をつけてあげたもの。忘れたけど、たしかそのモチを一旦凍らせてから作るんだったと思う。揚げたてを高速のサービスエリアでいただいた。あんこも入っていないのに、ほんのり甘くて旨かった♪


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