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【ご褒美】 富士の四。

ブリューゲル ブリューゲル ブリューゲル

予定通りに2時に出発。
勿論暗くて寒い。
見下ろすと街の明かりが遠くに見える。

あそこはまだ夜なのかな?
こっちはもう朝なのかな?
そんなことを考えた。 時間って不思議だね。 どっちにとってもいいはずだし。

標高が100m上がると気温は0.6度下がるそうだ。
例えば東京が最低気温が25度とした場合、山小屋(3300m)では約20度気温が低く、5度。 結構涼しい。
夕べ、着たまま寝た登山ウェアの上にレインウェアを重ね着している。レインウェアは防水性は勿論だが風も通さない。結構温かいが、本当はフリース一枚着ていてもよかったくらいだ。

山頂までの450mをゆっくりと時間をかけて上る。高山病対策でもあるし、なによりまだまだ満天の星空。足元が暗く、ヘッドランプの明かりだけが頼り。相変わらず歩きにくい足元に注意し、ゆっくりと登る。
ふと見上げると流れ星が一つ、見えた。 裸眼で流れ星見るのはどれくらい振りだろう?やっぱり、距離も近く暗さも十分だから見れるのかな。この星空は、いい。大事な人と一緒に見たくなる。

小屋を出て2時間と少し。
ようやく、頂上が見えてきた。
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この鳥居が僕らのルートの頂上。 ようやくここまで!

が。
富士山の各登山道の頂上はお鉢の周りにそれぞれあり、それはイコール山頂ではない。3,776mの「剣が峰」は別だ。
僕らが登ったルートからはその剣が峰は比較的近い。 が、山梨側からのルートではお鉢の反対側に出てしまうために、剣が峰に行くには1時間弱、剣が峰を廻ってこないといけないということだ・・・それって結構大変だよね。

程なく、山頂でご来光を迎える。
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あぁ、これか。
いまここにいる何百人って人たちは、これを観に来たんだ。
僕らも、これを観に来たんだな。 これなんだな。
朝日って、なんだか神聖な気分になるよね。新しいもの。新しい命とか。
深い藍からいつの間にか空の色が変わっていっている。
藍、水色、オレンジ。少しだけ見える星とともに、記念の写真を録った。

昨夜。
一緒に上っている人たちからいろいろ話を聴いたけど
何度もチャレンジしたけど誤来光はまだ見れていない、って人が多くいた。
ボクは、最初の登山でこれほどのご来光をしっかりと見ることができた。
風もなく、雲もなく。本当にラッキーだった。

それから山頂、剣が峰へ。
そのエリアはそれほど広くなく、たくさんの人で混んでいた。
記念撮影の列に並ぶのもなんとなく俗っぽくて嫌で、少し歩いてから戻ることにした。
つけていった登山用の腕時計で高度がわかる。少しずれていたけど、せっかくなので剣が峰で高度を合わせて記念撮影。
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少し雰囲気を味わってから下山開始。
昨日宿泊した山小屋まで下り、一旦休憩と朝ごはん。
それが終わると荷物を整え、下山開始。

途中「砂走」というエリアがある。行きに苦労した砂のところを下る。
ここ、大変だと聞いていたが、僕にはそんなことはなく全く楽しかった♪

学生時代、スキーをやっていた。
スキーでは「ツボ足」といって、ブーツでうろうろしていたが、そのときの感覚に似ている。
下るとき、体重を後ろに残すと足が滑ってしりもちをつきやすい。
逆に前に預けると、足の裏全体で滑り安定してる。
その感覚で下ると、早いし楽♪楽♪楽♪ と思っている間にあっという間に終わっちゃった・・・
えーーー、もう少しやりたぁーい! もっと楽しみたかったなぁ・・・

とにかく快晴。
とてもいい景色を堪能した。
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下りきってみるとあっという間の出来事だった。 二日間。 一瞬のうちに過ぎた。
今回はあえてそれほど写真を撮らなかった。 また来ればいい。 大事なものは、記憶においておけばいい。 いい写真は、NETで探せばいい。

ただ、いくつか撮った写真はやっぱりいい記念になった。
そのうちの一つ。

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これ、実は前の日に登った知り合いからいただいたもの。 一番きれいに写っているから、自分のものとして代用することにした。

僕が撮ったのはこっち。
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影富士。
朝陽を背に、西に伸びていく富士の影だ。
ここに行かないと見れない景色。
でも、知っている景色だった。


短い山行だったけど
本当に辛く、しんどく、楽しかった。
また行くか?って聞かれたら「二度と行かない」って言うんだけど
でも、もしかしたらそのうちぶらっと行っちゃうかもしれない。
一度行ったから、ちょっとだけ、要領を得た♪


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 つけてみました。 
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