ボッティチェリ展
いただいたチケットのおかげで無料で見ることができた。
ボッティチェリ展
イタリアの著名な画家。
いくつもの有名作品を残しているが、その彼の師匠、彼自身、その弟子と三代に渡る作品を展示している。
基本的には宗教画ばかり。 イエスと、マリアと。
印象としては古い時代のほうがどれも表情が物憂げだ。
だんだんと、聖母にも神の子にも柔らかい表情が出てくる、という感じ。
おそらくは古典的には「作法」みたいなものがあって、節目がちにどこか遠くを見ている、というのがスタンダードなんだろうね。
メインは書物の聖母子。
個人のために描いたものなのかな、画のサイズはそれほど大きくはない。
イタリアの絵画はその大きさとか圧倒感で攻めてくるものが多いんだけれども
こういう小ぶりなものは緻密さもあっていい。
宗教画は解説を聞かないとやっぱりわからない。
この画も、イエスがイバラの冠や釘を持っていることが将来の受難を暗示している、という解説があった。
そこまでは見てなんとなくわかったが、他にも、後ろにある果物がイエスの血や復活を暗示している・・・などなど、
さすがにわからないことも多い。解説機借りてよかった♪
ちょっと忙しいのもあって、最近美術館にいけていない。
また機を見つけて、時間を見つけて観にいこう。
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つけてみました。
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