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滋賀紀行 その2

ブリューゲル ブリューゲル ブリューゲル


今回廻った寺は適当に決めた。 このあたりでなんとなく廻れそう、という基準。 あとは仏像がある寺。 それくらい。
そういうところでも思いがけない出会いがある。

2015 bututabi13
・・・いかん、既にどこの寺だか忘れちゃったけど、千手観音。 森の人の話は覚えている。

この地域はもともと交通の要所であり、そのため戦国時代には多くの合戦があったそうだ。 姉川、賤ヶ岳、関が原・・・そうそうたる合戦の地からほど近い。 結果、寺は何度も焼かれ廃れていった。 ただ、地元の人たちはそういった合戦の度に、ご本尊を守ろうと必死になったそうだ。 寺から本尊を持ち出し、例えば田んぼの中に穴を掘って埋めたり、例えば川の中に沈めたり、そうやって必死に隠して焼かれたり破壊されるのを免れてきたそうだ。 ただ、何とか破壊を逃れた仏像も土や水で汚れてしまい、当初は金箔や色彩で彩られていたものが汚れ、箔は落ちてしまったらしい。

で、上の写真の仏像。 先に書いた向源寺の十一面よりもさらに由緒があるものらしい(守の人の話だけどね)。 時代はさらに古いらしい。 ・・・が、どう見ても新しく作ったような見掛けだ。
「そうやって隠されて汚れてしまったご本尊を、明治の頃の人たちが『汚れていてかわいそうだ』と、綺麗にされたんですよ。 ・・・仏像は、年季が入っている外観だと価値があるんですが・・・こうやって新しいように見えると、とたんに価値がこうなんです(注:手のひらを下のほうに下げる仕草・・・)」
つまり、見るに見かねた地元の人の行為がせっかくの価値をさげてしまったと、その守の人は苦笑いしながら説明してくれた。

うーーん・・・そういう価値観って確かにあるなぁ・・・ こっちも苦笑いで返すしかなかった・・・
ちなみに、仏像の写真は駄目というところがほとんど。ここは大丈夫って、ちゃんと了解をいただきました。その気さくさも、価値が高く見られないからなのかな。。。十分とかになったとたんに駄目って言うのかな・・・


もう少しだらだらと続く・・・




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 つけてみました。 
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