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通勤の途中で

ブリューゲル ブリューゲル ブリューゲル


僕の使う駅には、全盲の人がいる。 白い杖を持って通勤している。 年配の人だが、介助もなく普通に改札をくぐり、電車を待ち、乗り継いで職場を往復しているんだろう。
大変なことだなと思い、気づく範囲でできるだけ僕が影響しないよう、道を空けたりしている。


駅は人が集まる場所だし、いろんな奴がいる。 不快なことだが、朝、時々その駅の階段などに嘔吐物があったりする。 見て不快になり、それをよけて歩く。


こないだ、今まで気づかなかったことに気付いた。 これって、僕らは見てよけている。 でも、あの全盲の人はその「見る」ってことができない。 杖でも、階段の有無、障害物の有無はわかっても、そういった地面に撒かれたものには、おそらく気づかない。 結果的に、彼らはそういったものをよけることができずにいるんだろう、って。

朝からそんなことで不快な気分になることが、きっとあるはずだ。 あの人は、そんなことも受け入れないといけないのか…って思うと、身体的なハンデのほかに、僕らがその人に与えてしまっている不快なものがどれくらいあるんだろう?って思ってしまった。

少なくとも、僕はそういったことにもこれから気を付けていきたいなって思った。
人の立場に立つことって、言葉では簡単に言えても、実は本当に難しい。




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 つけてみました。 
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