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スキーへ。

ブリューゲル ブリューゲル ブリューゲル


親父の状態はそんなでありながら、友達とスキーへ。
こういうところが冷たいところだ、と自覚しつつ、東京で毎日慎ましい生活をしていても九州の親父には意味があるような内容なことだ。 そんなことを、自分で自分に言い訳しつつ。


うっきぃちゃん、スキー行こうよ。 リフト券のタダ券あるからさ。

これが始まりだった。




7時に京王八王子で待ち合わせ。 彼の家はここからほど近く、あらかじめ連絡入れておいたからそれほど遅れることなく彼も到着。 おにぎりとコーヒーを買い、スタート。
裏道を走って八王子インターへ。 ゴールデンウィーク初日の朝だ。 何時に着くかも全く想像できず、ということで行先も「近づいてから時間見て判断」ということに。 まぁ、大体こんな感じの仲だ。

八王子から中央道、圏央道と乗り継ぎ関越へ。 おかしい。 ほとんど「渋滞」らしきものがない。 電光掲示で「4km、10分」とかの渋滞表示が出ているが、大きなものが見えてこない。 どんどん進む中で、
玉原にしようか?
ということで目的地が決まっていたので、沼田インターで降りる。
降りた途端に独り言が聞こえた。
…開いてるよなぁ…

え? 営業終了になっているかいないかも調べずにそこにしたの? …今シーズンの営業が終わっていたら、駄目じゃない…
早速スマフォで調べるが、一応まだ営業日ではある。 ついでに今日のゲレンデコンディションが表示されているが…結構しっかり雪がついていそうだ。
そのまま20分程度走っただろうか…近づくにつれ空は曇り、やがて雪が降り始める。 積もるほどのものではないが、ちらついているというよりも降っている。 
ぉぃぉぃ…春スキーだよね? 明るい日差しの下、サングラスにTシャツのつもりだよ。ゲレンデでビールなんか飲んじゃうよ…そんなイメージだったが…周りはすっかり雪景色。 道路はきれいに除雪されているので苦も無くやがて無事に、駐車場到着。 10:00。

車内でそそくさと着替えゲレンデへ。 行く途中、普通にリフト券売り場へ。 ん?
こういうときに結果的に何も聞かないのが僕なんだが、タダ券は結局なかったということだ。 まぁ、「どこでも使える」というものではなかったので、使用条件から外れたんだろうな、きっと。 シーズン終わりでもあり、少し安くなった一日券を買う。 3500円。


さて。 着替えたときにすでにはっきりとしていたが、これは春スキーではなくて普通のスキーだ。 雪が舞っている。 Tシャツに長袖Tシャツ重ねれば十分だと思っていた。 安全を見て、ぺらぺらのウインドブレーカーとナイロンベストを持ってきていた。 さらに。道中着のラガシャツも重ねて着てもまだ足りない。 彼が持っていたジャンバーまで借りて、それでようやくなんとか寒さをしのげる、くらいだ。

春スキー
リフトは2機しか動いていないが、結果的にはほぼすべてのゲレンデを滑ることができる。 メインのバーンで滑り始める。 ちょっと高曇りで雪面が見づらいが、早い時間でもあり荒れてもいない。 去年も滑っていないようなスキーヤーでもなんとか滑ることができる。 上から下まで、途中で何度か止まりつつ、一本。 … … …結構しんどい…

2本、3本と滑るが、バーンが不連続の中斜面が2枚くらいと、その後は緩斜面がだらだら、という感じ。 滑る時間が短くて移動する時間が長い。 うん、確かに、いまいちのバーンだな、これは。
4本位滑ったところで休憩することに。



レストハウスに入ったころ、彼はまだ元気だった。
トイレに行ったり、何かないかな、と自販機を眺めたりして席に戻ると、口数が減っている。 なんとなく、さっきまで上気していた顔が白んできている。 あ。 いつもの不調が来はじめてるかな? と思い、何か食べさせたほうがいいかなと再度レストランのほうへ。 スナック菓子一つ売っていないので、仕方ないからフライドポテトを買って戻る。 彼は何も言わず手を伸ばして食べ始める。
自律神経系に不調を抱えておる彼はスキーに来るとだいたいこうなる。 「慣れた」というのも失礼だが、何ができるわけでもないのでおとなしく一緒に休憩して、時々声をかける。
悪いんだけどさぁ、水買ってきてくれないかな?
言われるままに自販機で買う。 戻るとさらにしんどそうに座っている。
様子を見て、一息ついたころに
パト(ロール)んとこいこ。医務室あるだろうから。
と提案。 荷物をまとめて歩き始めるが、途中で立ち止まる。 どうやら、すこーーしだけ回復し始めたらしい。 再び席をとりなおし、休憩。 やがて
なんか食べようか?
ということになる。 これはかなり戻ってきたな、と一安心。
先に彼を行かせる。 チキンのトマト煮の乗ったプレートを買ってきた。
あんた、結構食べるんじゃないの?
いや、これが一番安かったからさ。
で、そのあと僕も買いに。チキンのトマト煮は、個人的には「ご飯とはミスマッチ」と思っているおかずだ。 一番安いというところには非常に惹かれるが、それでもトマト煮はなぁ…と思っていると、その隣に豚肉ステーキプレート的なメニューがある。 値段は同じ、1000円。 迷うことなく、それにする。 戻ってテーブルに置いた途端
なによ、それ?
豚肉だよ。 値段おんなじ♪
えぇ? ねぇ、ちょっと分けようよ…
恋人じゃあるまいしという言葉を飲みこんで、適当にカット。 彼はチキンをワンカットおいてくれるが…それはなくてもいいんだけどね…
豚肉は、ニンニクの入った醤油系ソースでまさにご飯に合う。 一口食べた彼が
俺もそっちにすればよかった。 絶対、そっちのほうが旨い。
とコメント。 ムフフ♪

そんなこんなとしていると、やがて13時近く。 既に1時間半は休んでいる。
スキー場は、午後になると急に温度が下がる。 15時あたりを過ぎるとそれがさらに顕著だ。 このまま休んでももう滑れないな、と思い
俺、もう少しだけ滑ってくるよ。 休んでなよ。
というと、さびしがり屋の彼は
何よそれ? ちょっと待ってよ。 行くからさぁ。
と準備をし始める。 このころ、外は吹雪。 雪の量は多くはないものの、横に流れている。

レストハウスを出てリフトに乗るが、搬器の上で雪だるまになり始めるくらいだ。 風上を向くのが嫌になる。 曇りの度合いがまし、白く明るい視界だが雪面の状況は見えない。 苦手なんだ、こういう状況。
一本、二本と滑るが天候は変わらない。 ゴーグルも、換気ができずに曇り始める。 三本目のリフトの上で彼が一言。
ラスト行くよ。
おぉ、了解。

…結局この日は7本。 着替えて14時ちょうどにスキー場を後にした。
…もう僕らも若くないな…





 つけてみました。 
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