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ケロール君との話

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3時間ばかり話してた。

ケロール君はいろんな事情があって自律神経失調症を抱え、それも長期に渡っていることや、他の病気が重なっていたこともあり、去年の末からいつにも増しての、かなりの不調になっていたらしい。

その頃は月に何度かあった彼からの連絡が途絶えてはいたが、以前、考え方の違いから少し疎遠になってしまった時期もあり、また何かあったのかな??、程度に思っていた。
が、いつもよりも反応がないことが引っかかって電話をかけた時に彼が出て、そのとき話した感じから、そういったすれ違いではなく、彼の不調が原因だということがわかった。

鬱だろう、と察し、もう10年くらいかかりつけの医者以外に意見を聞こうよ、と総合診療科のある病院を探して提案。彼はそのアドバイスを受けてくれて、診察に行ってくれた。少し間を置いて、治療の方針とか決まったのかな、と思い、昨夜、連絡をとってみた。

しばらくの雑談の後、その話題へ。 いくつも服用している薬の見直しなどのほか、やはり原因はメンタルに関わる部分も多いということから、環境を変えることなど、まだ方針が決まった訳ではないがいろいろな可能性、方向性の話が出たということを聞かされる。
で、なんとなく話しは環境を変えることについて掘り下げていく。

以前、ケロール君は同じ世田谷に住んでいたが、今は近郊の町へ。
 引っ越してくれば?
って言葉から、話が踊る。
 代々木上原辺りってなんかいいよね。
 あ、それって経堂とかも近い感じじゃない?
 中央線の感じとは、また違うんだよね。
 そうそう、田園都市線ともちょっと違うんだよね。

そんな話を繰り返していくうち、だんだんと彼の中にある今の生活のいびつな形の話になる。
 なんかさぁ、この辺りって田舎なんだけど、人の繋がりってないんだよね。逆に、そっちの方があるんだよ。
 仕事もここでやってるから、いつも誰かと顔を合わせるから、緊張してる感じなんだよね。
なんて。

促したり、相槌をうっていく中、ケロール君はいろいろと気づき始める。

紐解いていくと、彼は今の街に住んでいることでいつも安らがない状態なようだ。 自分のことを知っている人が周りにたくさんいて、自分のその街での立場のことを十分に理解しているから、いつも自分の状態を着飾った状態にしていないといけない。 それがしんどいから、本当に必要な人、親しい人は別にしても、「ちょっと知っている」人たちを避けようと、自分が活動する範囲を制限してみたり、家の中にいる時間を増やしてみたり・・・結局、中にこもるようになっていったようだ。

引っ越すことで全てが解決するとまでは思っていないけれど、3時間あまりの二人の会話の中で僕らは
 まずは引っ越そう
という結論に至った。


電話を切るころには、彼はとても感謝してくれた。
 こうやってずっと話を聞いてもらうことって、本当にないんだよね。 医者にしても、時間の制限あるし。 本当に、ありがとう。
って。
感謝は彼の状態がもっともっとよくなってからでいいやって思った。
俺にとっても彼は本当に大切な親友だ。 その人の力になろうと思うことは、別に普通に当たり前だし。 まだ結果が出ている訳ではないし。




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 つけてみました。 
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