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マラソンについて

ブリューゲル ブリューゲル ブリューゲル


仕事のからみで、大阪、東京、名古屋の各マラソン大会会場に行った。
大会の数日前から働いていたが、大会の当日はスタートゾーンに行って、実際のスタートを見た。

どの会場でもそうだが、ずいぶんと前からランナーが集まって、朝から賑やかだ。
スタートラインの後ろに一般ランナーが並んでいるとき、招待選手やエリートランナーはスタートした先の道路を使って軽くランニングしながらウオーミングアップ。 レース前の騒々しさと緊張感が入り混じって、独特の雰囲気だ。
何故かいつも、スタート台の近くに陣取ることが出来、スターターの姿を見上げながら待っている。 東京は石原都知事、名古屋は大村知事だった。 大村さんは慣れていないようで、スタートのピストルの構え方とかをスタッフに聞いていた。
やがて時間が来る。 招待選手たちがスタートラインに並んで、腕時計に手をやって前傾姿勢で構える。 緊張する間もなくあっけなくスタート。

スタート直後の華やかさも一つの楽しみだ。 スモークや紙ふぶきが飛び、楽団の演奏があったりするなか、たくさんのランナーがスタートラインを通る。 スターターの知事に手を振ったりしながら、とてもくつろいだ雰囲気。
そのスタートも、実は20分近く続く。 どの大会でも3万人以上の人が小さなスタートゲートを通るのだから、まぁ仕方ないことだけど。 それをずっと見送り続ける知事も大変だ。 スタッフから「まだ半分済んでません」といわれて「えぇ~!?!」と驚く小声が聞こえてくる。


ここから約2時間過ぎるともうゴールし始める。 車椅子ランナーだと2時間を切ってくる人もいる。 凄い。
スタートを堪能してゴールに電車で向かっていると、着いた頃には「もう来るよ」って話が聞こえてくる。
2時間強、女子でも2時間半以内でトップがゴールし、それからおよそ4時間くらいの間、ドンドンとゴールしてくるランナーたち。
タイムを更新しようと必死に走って、ゴールした途端にまともに歩けなくなる人もいる。
ゴールゾーン手前でスマフォを取り出し、ゴールゲートを背景に記念撮影してからゴールする人もいる。
ずっと一緒に走ってきたのかな、何人かで手をつないでゴールする人もいる。
そういうゴールシーンを見ると、いつも感動する。 みんな一様に楽しそうだ。

僕らは仕事でそういったランナーの人たちと触れ合う機会があるが、最近は本当に「普通」の人が走ってる。 市民大会だから当たり前なんだけれども。
いつも「凄いなぁ」って思いながら見ているだけだけど、もしかしたら自分も走ることくらいは出来るのかもしれないな、って思う。
タイムのことは、それはまぁ置いておいても、ゴールするという「達成感」は味わってみたいな、って思う。
何人かの人たちは不本意ながらも途中でリタイヤしているんだろうけれども、あれだけたくさんの人がゴールできているんだから、そんなに難しいことでもないのだろう。 ちゃんとトレーニングしておけば。

自分の知らない世界が、また一つ目の前にある。
フルマラソンはまだ遠いところにあるとしても、ハーフ、10kmと、そのサイズは結構たくさん用意されているし。
挑戦してみようかな、と思っちゃったりする今日この頃。




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 つけてみました。 
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