国芳展 その2



国芳展がよかったので、最終日に、もう一度行った。

前回混んでいたことを思い出し、開場前に行ったが、不覚なことに前売りを買っていなかったので当日券の列に並ぶ。 隣で余裕の前売り券の列がうらやましい。

チケットを買ってエレベーターで昇ると、会場はまだそんなには混んでいない。 が、入り口から10個くらいの作品はここでは諦め、途中から見始めた。
前回も感じたことだが、昔の日本の「画」といえば、歌舞伎絵だ水墨画だというイメージが強いが、この人の画は本当にいろんなバリエーションがあって楽しい。 もちろん、役者絵もあるが、動物を擬人化したイラスト、影絵で文字を表現し、その元絵を横に書き並べたもの、洋画的なアングルで描かれた景色・・・本当に画家でありイラストレーターでありという感じだ。 いい。 楽しい。
よく見て廻ると、かなりの数の絵が入れ替わっている。 前回気に入って、「あ、確かこの辺だったよな」って思って観に行ってもそこには別の絵がかかっている。 「相馬の古内裏」は入れ替えられるということは知っていたが、ほかも結構そうだったのね・・・あら

逆に、前回こんな絵あったかな??って思う絵もあったけれども・・・こっちは自分の記憶だから「見逃しただけかもしれない」と、とても謙虚な反応をしてしまう。
絵の数が多いこともあり、結構たっぷりと眺めて歩いた。
2回目でもこんなに楽しめるなんて、侮れないな、国芳、と思いながら六本木を後にした・・・



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