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仏録・岐阜編 に

ブリューゲル ブリューゲル ブリューゲル


朝起きて。 温泉に泊まっているとはいうものの、目的はそこには無いので早々に出発。
電車で飛騨川沿いに下るのだが、予定があって無いような旅。 お金は無い。
ということで、特急を使わずに各駅にしてみる。 これだけでも1,500円くらいは違う。


電車は昨日の上りとは違い混んでる。 まぁ、東京のラッシュなどとは全く意味が違い、たくさん人が座っている、ということ。

何度乗り換えただろう・・・美濃太田、岐阜、笠松・・・幾つか乗り換えて目的地の新羽島へ。
ここは、どうやら円空さんの生まれた土地らしい。 だから、このエリアにも円空仏がかたまって存在する。


目的地は円空資料館。 こういうのがあるのが、いかにも縁のある土地、というイメージ。
駅からタクシーに乗る。 下調べでは3~4キロ。 昨日の10,000円コースのことが頭をよぎるが、まぁ、ここは大丈夫。

大きな道から田んぼの中を走る舗装路にそれる。 途端に、わき道にポツン、ポツンと円空仏が立っている。 勿論、レプリカ。 ずっと前からこんな風に立っているんだろうな。 
実際にはこういうのも本当にあったのかな? 山道とか、街道沿いとかに・・・例えば今で言う、お地蔵さんが立っているような感じで円空仏があったりしたのかな? それとも、当時から尊ばれてきちんと大切に扱われていたのかな?


という間に、タクシーは目的地。 砂利敷きの駐車場の周囲にはぐるりとレプリカが。 大きさがどれも揃ってでかい。 屋外用に大きくしたのかな? 造りの趣が似ている。 勿論、細かく見るとまったく別もんなんだろうけど、僕みたいな、軽い円空ファンならば十分に間違えて堪能させてもらえる。

実物の展示は、白い大きな建物の2階。 階段を上がるが・・・あまり人の気配を感じない。 入り口にたどり着き中を覗き込むと、年配の女性が一人。 どうやらこの人がスタッフのようだ。 普段からあまり客が来ないのか・・・ちょっと驚いたような風だ。 だってこういう場所だもん。 お客来るのって当たり前なのに、なぜ??

入り口に入場料金¥300と書いてある。 一応、払う。 その人が仏像解説のスイッチを入れてくれる。 室内に、女性の明瞭な声で仏像解説が始まる。
ここには10体以上の円空仏が祀られていて、さすがに触れるような状況ではなく、木製の檻の向こうに並んでいるわけだが、解説が始まると、見る順番を勝手に制限されてしまう。

 まず最初に中央の大きな像ですが・・・
円空館 全体
※ この写真で言うと右端がそれ

いや、もう少し離れて全体を俯瞰してから堪能したいと思ったのに・・・仕方ない、まずは中央へ。

この像は大きい。 円空の作った中でもかなり大きいほうらしい。
が、興味はその脇にある像のほうへ。

左手に並んでいる像の中に鬼子母神が。 聖徳太子像もある♪

鬼子母神は名前が強烈で印象深い。 その由来は、昔人の子供をとって食べていた鬼が、自分の子供を仏に隠されて狼狽し、それ以来改心して子供の守り神となった、ということだ。 まぁ、既に食べられた子供の立場は無いが、こういう「改心する」ことを認めるのって、いいね。 阿修羅もそう、キリストの使徒の中にもいたとおもうし。 許してあげる寛大さ。 食べられてしまった子供の立場は別として。

↓ 左:鬼子母神。 柔らかい顔。
↓ 右:聖徳太子。 おなかぷっくり。 タレントの人に似てる。 温水さんだっけ?

鬼子母神   聖徳太子  温水

聖徳太子像は興福寺にある像が好き。 幼少、おそらく2歳くらいの頃の、あどけなく体躯も幼さがある感じの像。 円空の太子像も同じように、柔らかい。 いい。

この他、右手には頭に宇賀神をいただいた弁才天、構えがちょっと独特の不動明王、大黒天や護法神がいた。
弁財天 不動明王


しかし、どれもシンプルで味がある。 上手いとか下手とか、そういう感覚ではない、惹きつける何か。 すごいな、円空って人は。





しばらくいたあと、次の目的地へ。 スタッフの女性に方向を聞くと、ざっくり教えてくれた上に連絡までしてくれた。 ありがとう♪
言われるままに歩く。 両側は田んぼ。 水路にはタニシ、おたまじゃくし、ヒル・・・いろんなものがいる。 のどかだな。 のどかなんだけど・・・暑すぎるな。 さっき買っておいたサイダーが程よくぬるい。 ヌルタン。 美味くはないがなんとなく惹かれる・・・このヌルタンのゲップがなんていうか・・・やばい、暑さで回路が変になってる。


新幹線の下をくぐり、高速道路の下をくぐり・・・やがて次の目的地が。

ここはお寺。 本堂の壇上に、ガラスケースの向こうに円空仏が並んでいる。 うん、これが普段僕が見ている角度で距離だ。 さっきまでのところが全ておかしいくらいに、よく見ることが出来たんだ。 ・・・そうは思うんだけど、どうも不満。 手で持って、後を見て、写真を撮ってと堪能していたのになれてしまって、触れない、後も見れない、写真も撮れないここが最後ということで・・・一瞬、来なきゃよかったと思った。 せっかく盛り上がってここまで来たのに・・・最後の最後にふんにゃり
 


 
名古屋まで戻り、せっかくだからと味噌煮込みうどんをいただくことに。
ついでに、赤福氷も食べに行く。

やがて新幹線の時間となり、帰途に着いた。







もう少しだけ続く…


◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ 

 つけてみました。 
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