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元旦トラブル(前編)

スキー合宿は2009/12/30-2010/1/1までの2泊3日。 ほかの仲間は29日から合宿イン。 僕は遅れての参加。




30日。
東京を14時スタート。 長野で長電に乗り換え、信州中野駅へ。 そこで友達がピックアップしてくれた。

 じつはさぁ、今、だったんだよ。 君が調子悪くて。
 さっきまたやばくてさぁ… 胸んところが、妙に苦しいんだよね…
 (無事にスキー場に着きますように…

そんなことを考えながらスキー場到着。 早速乾燥室で板の調整を行い、そのまま部屋で乾杯 このときまだ5時半。 350ml缶を5本程度空けてから、夕食
遅れて入ったから、まだ足慣らしもしていないし、みんなから遅れてる。 そこで、食事のあとナイターへ行くことにする。 ここのスキー場は夜は冷えるし、風が強い。 が、なぜかこの日は風もなく、雪もしっかりと締まっていい感じ。 最初、短い緩めのバーンで滑ろうと思っていたんだけど、ナイター営業しているのはもう少し上のほうまで行くリフトだけで、足慣らしなのにいきなり山の上。 滑り始めると、雪の締まり具合がやっぱり結構いい感じで、スピードが出る。 見渡すとゲレンデには10人も人影が見えない。 
空いてる。 スピードが出る。 さっきビール飲んだ。 今年の初すべり。
すべてを足し算してみると…どう考えても怪我する状況だ。 と思い、10本も滑らずに宿に戻る。 宿に戻って風呂に入って、それでもまだ20時くらいだ。 長い夜がここから始まる…

 
31日。
この日は一日滑る予定。

朝は快晴。 ニュースでは「大晦日は荒れる」って言われていただけに意外な感じ。
ゲレンデにビデオカメラを持ち込んで、滑りを撮る。
今回は、いつもの仲間、の他に後輩が2名。 彼らは今年から僕らのクラブに入って、その彼らは東京都の予選に出場するという目標がある。 自分の滑りを知ることでステップアップにもつながるし、サポートにもなる。
撮り始めて次第に雪がパラつき始め、舞い始め、流れ始めて横殴りに変わる。 アレだけ晴れていた空がいつの間にか吹雪だ。
君の体調のことも考え、早い時間にレストハウスに避難。

みんなでさっき撮ったビデオを見ながら時間を過ごす。
時々窓の外を見るとさっきよりもさらにひどい吹雪だ。 天気予報も当たるもんだ。 すごいわ、これは…
そのまま昼食をとり、しばらくしてから下山することにする。 君は薬を服用してるんだが、低温になるとちょっと苦しくなるから。
は先におりて、僕はもう数本滑ることにする。

リフトに乗っているだけでウェアに雪が積もる。 グローブの中の手がかじかむ。 うん、これは寒いわ。 雪は横殴りに顔にあたるし、鼻水なんだか雪の解けたのなんだかわからないのが、伸び始めたヒゲにたまる。 うん、これはひどいわ。

リフトを降りて滑ってみると完全に新雪。 ブーツの足首のところまで簡単に埋まる。
新雪の下の状況もよくわからないし、まぁ気楽に、と思って小回り気味に下りる。 新雪に埋まらないように。 これが楽しい。 雪が軽いからそんなには負担にならないし、小回りな分、ゆっくりしたスピードだし。 楽しい。
下まで来るともう一本滑りたくなり、リフトに乗っては寒さに耐える。 また滑って耐える。
結局3~4本程度で限界。 山を下りた。



夜。
晩御飯も終えて部屋で飲んでると、別の後輩が来た。 泊まっている宿で居候をしているヤツだ。
ビデオで彼の滑りも見ながら部屋でイメージトレーニング。
そんなことをしているうちに、スキー場で新年を迎える花火が上がる
なんか…男ばかりの部屋で見たいもんでもないな・・・まぁ、いっか。 これもあアリか。

やがて、夜が更けていく。 今年も更けて…大晦が終わろうとしている。


◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ 

 つけてみました。 
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